ヘンタイの哲学――ヒトの性欲と快感のしくみを探る

ちょっとムシャクシャすることがあったので、気晴らしにと買ってきました。とかいって、ほんとは純粋に好奇心で買ってきたんですけどね。何が「気晴らしにと買ってきました」だか。まぁそれはともかく。
いやー、いろいろ勉強になったなあ。世の嗜好のバリエイションに未熟者(?)のこちらとしては頭が下がる思いでいっぱいです。はじめて、ロリコンと小児愛者の区別が分かった。今までどちらも同じものとみなしてたので。あと――この本で一番おどろいた――「バター犬の調教師」なる職種が存在してるんだなあ。(「慰安奉仕犬調教師」という名前らしい。)「世にも奇妙な職業案内」(→)にも堂々とエントリーされ得る希少さであります。
ん。でもこれっていわゆるトンデモ本なのかな?

五代将軍・徳川綱吉が発令した「生類憐みの令」により、動物愛が大いに奨励された結果、当時は大変なブームだったらしい。
大奥でもずいぶん慰安奉仕犬は可愛がられたというが、あまりにも江戸の町で大流行しすぎたために風紀が乱れた。そのため、次の六代将軍・家宣がこの令を解除したという。・・・・・・

まあ少なくとも、学校では決してこんなこと教えられないだろう。