「親切なクムジャさん」予告編

オールド・ボーイ」の監督、パク・チャヌクの次回作が予告編で流れてました。その名も「親切なクムジャさん」。ふーん。と、正直、この邦題を見て思いました。どうせなら、言わんとしていることが同じなら、「親切なクムジャさん」より「優しいクムジャ」のほうが、短く縮まって、語感的にもいいのではないか――と。(劇場窓口でも口にしやすいし。)いや、しかし、「親切」と(敬称の)「さん」は、絶対にこの映画を表するうえで欠かせないタームなのかもしれない。韓国語で、何か重大な意味があってのことなのかもしれない。と軽く自分の商業主義を反省したりして。
映像は、ものすごくムーディなものでした。ふつうのサスペンス映画とは一線を画しているかんじ。女優の演技も、かなり意味深で、はっきり言って好みだった。「赤いアイシャドー」の映画、らしいっす。