「DはデンマークのD」

iTunesからiPodに曲が転送されない件でアップルサービスセンターに電話した際の事です。「それでは、お客様のシリアル番号を伺ってもよろしいでしょうか?」と聞かれたので、PCに映し出されている番号をそのまま読み出してみました。
「DVPの3844(仮)……」
「わかりました。それでは復唱させていただきます」
といって、相手が持ち出してきた復唱に、かなり度肝を抜かれる。
「DはデンマークのD、VはヴィクトリーのV、PはピンクのP――それに数字の3844でよろしいでしょうか?」
――DはデンマークのD。
レイ・ブラッドベリに、「ウは宇宙船のウ」という作品があるけれど(萩尾望都マンガ化している)、それにも負けず劣らずインパクトのある語感だと思う。つーか、日本人の発想ではないような……。(「ヴィクトリー」のVって……。)アップルでは、世界共通のアルファベット確認法がマニュアルとしてあるのかな? 「Is D for DENMARK?」みたいに。ちょっと、英文和訳っぽいっすよね。