内田善美
昨日の日経で穂村弘が内田善美という漫画家を紹介していました。
え? 誰? 内田善美?
という感じに、かなりに無知ぶりを発揮したのだけれど(一瞬「吉野朔美」かと思った……、1字しか合ってない)、この言葉には正直ガツンとやられました。
そいつは 時折云ってたそうだよ/自分は美しい鹿にあたって死ぬんだ/そう云う夢をよく見るって
そして死んだ
サーキットで/迷い出た野生の鹿に激突してね
うわー。ごめん。かなり好みだ。としばし悶えた次第であります。
でもさ、今では、そう簡単には読めないらしいっすね。
『空の色ににている』『星の時計のLiddle』(いずれも集英社)などの傑作を残した作者が筆を折って久しいが、熱狂的なファンは増え続けている。
ふーん……。熱狂的なファン、か。
見たいなー。