烏賊爆弾

 ベリーキュートな「カンガルー・ノート」。それは、例えば、こんな記述にもうかがえるんだ。

 縞魚の研究によれば、烏賊の雄と雌それぞれの生殖腺を生干しにして、百メートル十五秒以内の速度(中学三年生の平均走行能力)で接触させると、ダイナマイトをしのぐ強力な爆発力を発揮するという。

 ダイナマイト……。わけ、わかんないよ。で、この後、主人公の男性は、空飛ぶメスイカに襲われかけたりしてさ。
 好きになるのは、理屈じゃないね。