落語CDの本

 前にラジオで言ってた宮藤官九郎荒川良々の為に作ったって落語がおもしろかったから(多摩センターの名の由来に関する品)、ふーん、やっぱり落語ってきちんと押さえといたほうがいいのかなあと、今さらながら、京須偕充著「古典落語CDの名盤」に手を出してみた。正確に言うなら、ここ3週ばかり掛けてちびりちびりと読み進め、昨夜ようやく読了した。いやーぼくははっきりと志ん朝しか知らなかったものだから、そのあまりのフィーチャーぶりにちょっと嬉しくなったね。って持ってないんだけど。志ん朝CD。昔持ってたんだけど売ってしまった……。ブックオフにもなかった。そもそも落語コーナーがどこにもなかった……。図書館で借りてみようかと思ったけれど、全作貸し出し中だった……。
 縁がないのか?(買え、ってのは、ここではタブーってことで。ひとまず。)
 勘違いしてた。落語って、はっきりとしたオチがあるものばかりではないのだね。目から鱗だったよ。
 ついでに。宮藤官九郎も、新しい落語をどんどん作ってCDにしてくれりゃいいのにね。