第4の相

 全ての物質は以下の3相に分類される。すなわち、個体、液体、気体、という具合に。だが、ここで疑問が生じる。われわれがふだんよく目にする「火」という物体は、これら3相のいずれに分類されるのだろう?
 ――という疑問を長年抱いていたのだけれど、さっき解明した。「ユーザーイリュージョン」って本の中に、「それってプラズマっていう原子が砕かれた第4の相なんだよー」って説明があったんだ。あ、そうか。やっぱ第4の相なんだ。そりゃそうだよね。どう考えたって、火って、固体でも液体でも気体でもないもんね。あーすっきりした。
 ちなみに、この「ユーザーイリュージョン」てのは、「アンビエント・ドライヴァー」の中で細野晴臣が愛読していた本だよ。割に高かったりもする。すいません。値段をいうのはほんとなんだが、4200円……。記録更新……。ぶっあついんだ。促音が付くほど。でも今んとこめちゃくちゃおもしろい。2002年の本だがね。