「海カフ」かあ……

 週刊新潮で、福田和也川上弘美の「真鶴」を、「海辺のカフカ」への応答なのでは? と書いている。「海カフ」かあ……。でもぼくは、すこしもそっち関係の連想ははたらかなかったね。むしろ、前にも書いたとおり、激しく「砂の女」を連想してしまったのだけれど――だれかこの点で同意見のひといないかな? 海と砂だったらやっぱり海のほうが勝つのかな?(勝ち負けじゃないか。)