ポンピドー・センター所蔵作品展

 国立新美術館「異邦人たちのパリ」に行ってきました。 たまには、人の手による巨大なものを見るのもいいものです。絵の前に佇み、その作者に成り代わったような気分で手がうずうずしたりしてね。ピカソありシャガールあり藤田嗣治あり……。ポンピドー・センターの作品を見るのはこれが二度目なのですが、「嬰児虐殺」(灰色の肉塊に大量の血しぶきが降り掛かっている)とか「繭の中の蛹」(巨大な繭の中に脳みそやら血管やらが配置されている)だとかは、あーこれは前にも見たなーというのをはっきりと覚えていました。特にそれまで、テレビ等で再度見る機会などなかったのにね。グロは強い。というか、肉体に激しく関わっていたからか?