ていねいな字

 4月からは、ほんとうに、字をていねいに書いていこうと思っています。前に『六度法ノート』や『美しい文字を書く技術』といった本に目を通した(そして、実際に練習もした)にもかかわらず、雑然とした字しか綴っていなかったので。意識改革。少し、上の『ことばが劈かれるとき』の影響もあります。が、それ以上に、『リリー&ナンシーの小さなスナック』(文春文庫)を最近読み直したことによる影響の方が大きいっすね。第2章の「書は心の鏡なら、拙い素性も字でバレる!?」。いや、名著だなあ、これ。つくづく思った。前よりも、そのなつかしさの加減において、しんみり来ます。ナンシー関リリー・フランキーの対談本。て、説明するのも間抜けてますが。ほんと、このパーツを、今あらためて読むと、字くらいていねいに書いとかなきゃなって思うようになりますよ。真面目に。