ハゲコウ
単純なので、旭山動物園関連の本をまとめて読んだあとでは、どうにもこの「羽根を刈り込まれた」メスのハゲコウの存在が気になって……。
- お騒がせハゲコウ 名前つけて(→●)
展示場の前には、「わたしが2009年4月にお騒がせした張本人です」と書かれた看板と、逃亡の経過を詳細に記したパネルを既に設置した。
まあ他にもっと憂うべき事象はあるだろうという意見には全面的に与しますが。それでも。
高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」を、これまた単純にも思い浮かべたりしてね(→●)。
あの小さな素朴な頭が無辺大の夢で逆(さか)まいてゐるぢやないか。
これはちょっと別方面か?
旭山とは因縁の、「風太」発祥の地でもあるしなあ……。と、関係者の心情を慮ると、部外者ながら、なかなかにはらはらしてしまうものがあります。