馬車が見たい(それも二頭曳き座馭式馬車が)

 ふと思いついて、「信任状捧呈式の馬車列の運行予定」(→)ってのをときおりチェックしてるんですがね。更新されませんねえ……。あれっすよ。駐日大使が来る際に皇居の周りを走らせるというやつ(テレビでも見かける)——ほら、こんど、アメリカのジョン・ルースっておじさんがやって来るじゃないっすか。あまり評判が芳しくなさそうだけど。そんなことはひとまずどうでもよくて。馬車ですよ。それも二頭曳き座馭式馬車。見たいなあ。時間がゆるせば。生で。という野望をひそかに抱いているここ数週間。排気ガス渦巻く固い路面のうえを走らせるのは馬たちがかわいそうだとむかしは思っていたけれど……で、今もまあびみょうに思っているわけですけれど……それでも見たい。いちどだけでも。見たらすっきりする。
 しかし、ここでの馬車は、ただの馬車じゃなくて、それこそ、演出の果てに成立する馬車なんですよね。演出ってのは、まあ、「ありがたさ」の演出なんですけれど……(皇居上の妨害物が何もない抜ける青空とのコンビネーション、とか)。そうした、誂えられた構図にやすやすと乗っかってもいいのか? という葛藤が存在しているのを自覚しつつも、どうにも惹かれているじじつにうそはないので、今後も、まめにこのページをチェックし続けてみるつもりです。もうそろそろだとは思うんだけどなあ……。