また会えた

 ロングスリーパーとはまた趣が異なるのだろうけれど、そういえば「三年寝太郎」ってのがいましたね。日本には。そしてまた、これも趣が異なるのだろうけれども、「野比のび太」とか。
 ——というわけで、「ああ、帰ってきたんだなあ」と小学館の手法にまんまと乗せられ、「藤子・F・不二雄大全集」カラーギャラリー(→)に目を通ししみじみ以上のものを追体験したりしているこのごろ。じっさい、このページを見て感じるのって、「また会えたね」に相応する邂逅なものだから、どうしたって強烈極まりないったらありゃしません。ほんとに。「国際オバケ連合」(→)も今回4巻に収録か……。ほんとうに「また会えたね」だ。
 正直、この大全集は、安っぽい商売っ気よりも更に上位のものに動かされているように思えるので(魂入っているように感じられるので)、こちらも邂逅気分もまたそれだけ盛り上がるというものなのです。勘ちがいでなければよいのだが。