野比くん
藤本弘は生前「のび太はぼく自身だ」といっていた(らしい)のだけれど、今読売で連載されている我孫子素雄の「まんが道60年」を読んでいると、意外に「のび太は我孫子素雄だ」という気がちらとしてみたり。これは、かなり失礼に抵触しかねない思い付きだからいうのが躊躇われるところではあるのだけれど、しかし、「ドラえもん&のび太」というコンビを「藤本&我孫子」という風に読み直してみると…何か妙にしっくり来るところが、ぼくにはある。それこそ、救いにも抵触しているような。顔だって、似ているといえば似ているし。のび太と我孫子素雄(の若い頃)。どうなんだろう? それともやっぱりのび太は藤本でドラえもんが我孫子?(←別に関係性を投影する必要なんてまるでないんだけれど。つい。)