2004-09-19から1日間の記事一覧
いわずと知れた前回芥川賞候補の中の大目玉。ようやく手に取って読んでみました。手に取るまで、ちょっとした逡巡があったのも事実なのだが。つまり「読んで厭な気持ちになったら困るなあ」という。厭というか病的なhighというか。でも、いざ読み終えてみた…
19世紀半ばの小説。ドストエフスキーが「我々はみなゴーゴリの『外套』から出てきたのだ」と言ったとか言わなかったとか。ドストエフスキー云々はともかく、今回この本を手に取ったのは、ずばりジュンパ・ラヒリの「その名にちなんで」(→●)が面白かったか…