連休初日の読書

 福田和也の先月出た本(題は伏せる)を読んで、うーん、私も百科事典くらいインストールしようかなとちらと思った。ちらとです。実行するかは未定。と同時に、「偏見を偏見として意識しているならいくらでも偏見など持っていても構わない」発言には、どうすりゃいいんだろうとかなりへどもどした。いや単なる情報選択についてなのだが。にしても。これがこのひとの強さか。強けりゃいいのかって話でもある。いいんだろうね。生きてく上なら。って昨日これまたちらと「斜陽」を読み返し、そこに書かれてることに意外なくらい同調した余波かもこれは。<生きて行きたいひとは、どんな事をしても、必ず強く生き抜くべきであり、それは見事で、人間の栄冠とでもいうものも、きっとその辺にあるのでしょうが、しかし、死ぬことだって、罪では無いと思うんです。>あ、同調したのはあくまで前半。(太宰治の読みやすさって読点の多さにあるの?)