出生時のストレスと自殺 

 上記「いのちの輝き」によると、人の自殺と出生時のストレスには密接な関係があるそうです。

 首つり自殺をした2900人のケースでは、出生時になんらかの原因で窒息状態を経験していることがわかった。機械的な手段で自殺した人たちの多くは、出生時に、たとえば鉗子などの金属器具でとりだされるといった、機械的なトラウマを経験していた。また、麻薬中毒者で自殺した人と、分娩時の母親の麻酔薬やベルビツール系鎮痛剤の使用とも強い相関関係があった。

 ほんとかしら?という疑いはひとまずおいといて。ここでパッと思い出されるのが平岡公威さんこと三島由紀夫のケースなのだけれど、彼も出生時のストレスが奇妙な形であの自決に結び付いた――という考察に好きな人なら飛び付くかも、と思った次第であります。ポイントは“出生時のストレス”。「続・仮面の告白」なんて題はどうか。(ベタか。)