「メゾン・ド・ヒミコ」製作発表

 あ。こういう映画があるんだ。「メゾン・ド・ヒミコ」。先日製作発表をやったらしいですね(→)。なんだか、オダギリジョーがゲイ役をやるってことばかりに注目が集まっているようだけれど、ま、それも無理ないか。これが(「ジョゼと虎と魚たち」と同じ監督・脚本ということで)妻夫木聡抜擢、なんてことになってれば、また違った角度で踏み込むこともできたろうに。同じか。どうなんだろう。個人的には、ゲイの父親を嫌う柴咲コウの役に注目だな。昨日の「ニューズウィーク」に書かれたゲイの両親に育てられる子供たち、なんて内容とはまったく逆の設定。さすが日本。つーか、ここでは、さすがニューズウィークと感心すべきか。ごく自然にゲイの親と接する柴咲コウ、なんてのじゃそもそもドラマにならないだろうし。けれども、正直、そうしたドラマより、もう少し新しい何かを見たかったりもするのだなあ。