メゾン・ド・ヒミコ

観て来ましたよ。ようやく。前々から見たかったのだけれど、やっと体が空いたという次第で。
ちなみに、場所は池袋のシネマサンシャイン。ここにははじめて行ったのだけれど、いや、いい映画館ですね。ものすごくきれいで、たいへん見やすかった。全席指定席だったし。上映時間中は、非常灯も消してくれたりしてね。あ、でも今ってほとんどの映画館がそうなのかな? 
まあそれはともかく――。
いやー、ほんとうにおもしろかったです。期待していただけのことはありました。はっきり言って、出だしのナレーションからしてやられたもの。「(やり方が)うまいなあ」と。あ、あれが筒井康隆の声だったのかな? もう一度、見に行けたら行きたいので、そのときに確認します。
つーか、あのナレーション(メゾン・ド・ヒミコの成り立ちを述べたもの)、そして、ラストシーンの巨大な文字を見て、はっきりと思いました。「これ、日本マンガのいいところをもののみごとにすくい取ってる」と。……感覚的な発言ですね。ぜんぜん、何の説明にもなってない。すいません。ああ、この「いいものを見た」「よかったあ」という感じをうまく伝えることができたらな。映画「ウォーターボーイズ」を見たときも、今回と同じように「日本マンガのいいところをもののみごとにすくい取ってる」と興奮したのだけれど。その当時から、自分の、言語化する能力が進歩してないことに忸怩たる思いでいっぱいです……。
気になったとこだけ、書いていってもいいですか?