私は美人

ああ、わかるわあ。ここで書かれてること。
だいたい、男は鈍感でいいわよね。
いるかっつーの。自分のこと美人だと自覚してない美人なんて。
だから、酒井順子が、この本で思いきりそのことを指摘してくれて、溜飲が下がった、というか、痒いところに手が届いた気分。
実際、声を出して笑っちゃったわよ。
いるいる、こういうやつ! みたいな。
ただ、本書の大半を占めるカテゴライズ編、および現地調査編にはあまりピンと来なかったけどね。
ちょっと強引じゃない? みたいな。
捏造、とまではいかないけど。
――と、気持ち女になった感じで書いてみました。
むつかしいものだなあ。
男色ディーノや、石井恒の文才がうらやましいです。
つーか、この本、それこそ、性別によって出て来る感想まるきり違うと思うな。

私は美人

私は美人