2005-08-28から1日間の記事一覧

「男の子流」文学

上期「徹底抗戦!文士の森」での、笙野頼子による舞城王太郎評、ちょっと写し取っとこうかな。個人的に、かなり気になったので。 (P.51より) 舞城氏はリズムもオノマトペも決してまずくはなく、 イメージや理屈の飛びは時に独特で興味深い。 しかし氏はま…

徹底抗戦!文士の森

「福田コーソン」というのは、はい、「福田恆存」のことです。この本からのパクリ。作中で、 おーんなじF田でも昔の方とはえっらい違いですなあ。 と、現代のF田(K也)を煽ってるのだ。あらら、笙野さん、穏当でないなあ。――なーんていい人ぶりつつ、実…

サロメ(岩波文庫版)

ワイルド初体験。と同時に、福田コーソン(by 笙野頼子)初体験。意外に、といったらなんだけれど、ひじょうにおもしろかったです。「古典読んで眠くならなかった」というだけでも驚きなのに。まあ、やっぱりビアズレーの魅力というのは大きいっすね。好き好…