香山リカ「<私>の愛国心」*4

 香山リカは、文語文でなく口語文で本を書いた方が似合っているような気がする。あくまで「なんとなく」だけど。けれども、どうしてもこの手の本を読むと「うーん、背伸びしてるなあ」という痛々しさを感じてしまうのだ。特にアメリカ批判の箇所など。読み物としては十分面白かったです。