私的FCチェック

 西原理恵子の「毎日かあさん」。毎週火曜日愛読してます。はっきり言って好きです。好きなんだけれど、心配していたりもする。何に対する心配かというと、妹に対する、兄のあまりに悲惨な描き方。悲惨というか、まあギャグとして捉えられる範疇ではあるものの、その「男の子」らしいバカさ加減を、将来――彼もう既に小学1年生――マンガが読めるようになった際、「なんだよ、この描き方はよ」と、西原かあさんに怒るのではないかなあという心配。妹のほうは、それこそ「女の子」らしく、可愛く、賢く、描かれているのに。このマンガにおける「男の子らしさ」「女の子らしさ」というのは、かなり際だっていると思うのでね。そもそもマンガというものがそうしたジェンダー的視点から逃れられないジャンルだとは認めつつ、この作品が将来どのように化けるのかも含めて、興味深い。つーか、大丈夫なのかな。実際。