2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ふたり抜け

健康診断って、今の時期にやるんですか?けっこう抜けが多くて大変だ・・・。

これで終わりです

まあふつうの人は、今の時期、手塚治虫云々について興味なんて抱いてないっすよね。すいません。ついつい負け犬根性が・・・。酒井順子命名の“イヤ汁”が滴り落ちてます。ただ、最後にひとつだけ。あの、手塚治虫の“読後感”は、どうして不問にされているのか…

神格化

橋本治とよしもとばななくらいなんだよな、きちんと、手塚作品読んだ後に来る、なんというか・・・「重さ」について触れたのは。まあ確かに言葉にしにくい“感覚”ではあるのかも。はっきり言って、暗い、というより、ぶっちゃけ「厭世観」にとらわれるんだよ…

処世

いや、「解離のポップ・スキル」の著者たる斎藤環氏はべつに“すなおに”誉めてるわけじゃないんだけどね。ふと、この本の中の手塚治虫のこと書いてる文章読んで、いろいろと思い出しちゃったもので。手塚治虫を誉めとけば、楽に生きられるんだろうなって人び…

ふと思う

手塚治虫をすなおに誉められる人って、現世において「勝ち犬」なんだろうな・・・。

これ、昼に書いてんだけど・・・

で、わざわざ時間をおいて、「スペルミスないかな?」と確認してアップするという、この「石橋叩き」。やめようかな、そろそろ。即アップ!が可能な精神状態に、早く鍛え上げたい・・・。

男子の「負け犬」

安野モヨコの「花とみつばち」、「負け犬の遠吠え」を読みながら、ふと、この漫画のことを思い出したりして。男子の「負け犬」、うーむ、シビアだよなあ。女子の、なんかと比べ物にならないくらい、悲惨。思えば、もともと「負け犬」というのは男子に冠する…

「負け犬の遠吠え」を読んでいる

このままでいくと、酒井順子が死んだとき、新聞に代表作「負け犬の遠吠え」、そして、2004年に勃発した“喧喧囂囂”が書かれる事必至だろう。

二人称

多和田葉子の「容疑者の夜行列車」*1。2002年の本です。谷崎賞を取ったんだよね。うーむ、主人公の性別が、最後の最後になるまで、はっきりとわからない状態。それでも、全然差し支えなく読めるってとこに、実は一番感心した。すごい仕組みの小説だなあって…

不倫もの

最近、毎日新聞夕刊にちらっと眼を通しているのですが、いや、桐野夏生「魂萌え!」、面白いっすね。ちょっと、これは、ハマってるといってもいいかも。文春に連載されてた「グロテスク」の興奮再び、か。どうなるんだろう、敏子さんの今後は。いまは、死ん…

ひき続き「ドラッグストアガール」

この映画にも、「木更津」でいう“オジー”みたいな人が出てきます。徳井優演じる、インディアンの格好をした“ジェロニモ”という男性。まあ、いわゆる「おみそ」ですね。で、この映画でも“オジー”よろしく“ジェロニモ”が大活躍するわけですが・・・うーん、こ…

「ドラッグストアガール」続き

パンフレットを読むと、意外に、深いね。深いテーマを内包してますね。私なんかは、特にこの映画の登場人物の誰それに感情移入をしたってことはないんだけど、でも、もしこの映画を団塊世代のおじさんが観れば、面白がるかもなあという、ちょっとまわりくど…

パンフも買ったよ

「ドラッグストアガール」を東銀座まで行って観てきました。ふふー、けっこう空いてる・・・。しかも、なんか観客層に偏りが・・・。ってまあ私も確実にその中に含まれるんでしょうが。といっても、これは開始30分前の話。いざ観終わって席を立つと、けっこ…

マーケティング孝

もし、もしですよ、今売れてる「13歳のハローワーク」が、村上龍の著作でなかったら、ここまで売れていたかどうか。この本だけ、個別に取ってみたら、これほど売れている本だったかどうか。例えばこの本の著者を(編者でも良い)、松山千春と想定してみたら…

売れ筋

昨日の「徹子の部屋」、ゲストは養老孟司でした。話はもちろん「バカの壁」。ああ、これでまた売れるんでしょうな。300万部か・・・。新潮社、ウハウハだね。

これでナンシー本最後か

ナンシー関「記憶スケッチアカデミー2」。ふふふー。やはり笑えますね。彼女の絵が極力少ないにもかかわらず。そのかわり(?)ナンシーの貴重な写真が多数勢ぞろい。ここでも、キャプションが秀逸なんだなあ。知っ得情報1。煙草にシャーペンの芯をさして…

寄り道

駅の精算所にものすごくきれいな駅員がいました。ちょっと、びっくりした。あ、でも、あんなきれいな顔をしていても、それを生かせるような場にいられるわけじゃないんだなあと少し気の毒に思う。別に、駅員って仕事を貶してるんじゃなく、単に、美貌の無駄…

「源氏」映像

昨日の毎日新聞夕刊で大和和紀「あさきゆめみし」が紹介されてました。今でも異例のロングセラーとなっているとのこと。言わずもがな、「源氏物語」を忠実に漫画化した作品ですね。ほう、面白いのかな、とちらと興味を、そう、学生時代に抱いて手に取ったこ…

「文藝春秋」をぱらぱらと

はあ、綿矢さん、左利きなんすか。なるほどなあ。なんか、わかる。あの感覚は左利き特有のものだよ(ちょっと身びいき)。発売日当日、大手町からの乗ってきた20代半ばの女性が電車の中で読んでいた。おぉ、プロモーション、ばっちし効いてますね。

逆輸入

丸善にて。ちょっときれいめのお姉さん(30代後半)が店員をつかまえ訪ねて曰く、「すいません。『OUT』の英語版はどこにありますか?」。なるほどなあ。世の中にはいろんな楽しみ方があるんだなあ。凡愚の私にはまるで思いつかない発想だなあとしきりに感心…

竜崎・・・

仕事場にて。「エースをねらえ!」評をあちこちのウェブ上で読んでたら、自然と顔がにやけてしまったらしい。向かいの先輩に「ずいぶん嬉しそうにしてるねえ」と言われてしまった。いや、実際、面白いです、あのドラマ評。「だれです、わたくしのパートナー…

結局週一

だれもが納得できるような批判、というのができたらいいなとは思うのですが、いかんせん、主に感情だけで生きてるのか、駄目ですね、ついついひとりよがりになってしまう。ひとりよがりの批判。つまりはこれが「悪口」の謂いというわけで・・・。とほほ。頭…

身体と伝説を巡る考察

あー。なんでこう「思ったように」いかないんだ、物事が。俺の周りでは。・・・って、こうした思考を養老孟司は戒めてるんだね。「ああすればこうなる」って考えを。要するに俺もすっかり“脳化社会”の住人だっつーわけか。それ以前に、そうとう養老孟司に染…

「シンセミア」は確かに面白かったけど、共感てのとはまた違うし

まあお笑いぐさだと思うけど、恋に落ちるってこういう感じだなって具合に、惚れ込みましたね、星野智幸「ロンリー・ハーツ・キラー」(ISBN:4120034860)。もう今週はこの一冊でバッチリきめられた。乗り切れましたよ。どこがいいんだろうってつくづく考え、…

すいません。先週の土曜日分全文削除しました。

どうも休日初日は精神がぐだぐだになってるので、これからは休日2日目以降にアップしようかと考えております。

祝賀

池田晶子の新刊が出ますね。その名も「新・考えるヒント」。もちろん小林秀雄の「考えるヒント」から来ているんだけれど、よかったね、池田さん、ここまで来られて、と思う。ここまで、というのは、いわゆるメジャー中のメジャー、小林秀雄の本のタイトルを…