2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ところで・・・

今日の「毎日かあさん」、「ぐげげげげげ」と隣の老人のマネをしてるのはガンジくん(長男)だったんですね。いつもと顔が違っているので、最初誰だかわからなかった。てっきり老人の関係者かと思ったので、「なんでサイバラが頭叩いてるんだろう?」と、ち…

立ち読みで泣く

「新潮45」に連載されている西原理恵子「パーマネント野ばら」はようやく6回目。それでも毎回のページ数が少ないから、いつ一冊の本としてまとめられるのかはわからない。つまり、そのときまでこの作品のすごさが大々的に論じられることはないのだろうなあ…

不況用

「上司は思いつきでものを言う」。橋本治の新作だ。うん、確かにそうだなあ、と実感するところあり。なので、けっこう期待して手に取ってみたのだが、正直、前半部分はあまり心に響かず。「上司は現場に関わっていない、なので現場の声を重視しない」なんて…

つけたし2

山本浩司って俳優は(「ばかのハコ船」のときも思ったけど)「最大公約数的クラスメート」ですな。

つけたし

でもちょっと長塚圭史くんがえらそうだったね・・・。なんとなく、だけど。

「リアリズムの宿」を観る

ああ、ここで醸し出されている空気、知ってる。こういう感覚って、けっこう希少だから、ほんとうに嬉しくなる。

和風パレード

毎年恒例なのか、渋谷の道路で鹿児島の人たちがそろいのハッピを着て踊っていた。わー。文字どおりハレの舞台だ。観ているこっちもついついにやついてしまう。西郷隆盛の真似をしてる人も行列に加わっていた。ちゃんと忠犬(名前は何?)も傍らに付いていた…

「婦人公論」をめくる

辛酸なめ子は26歳の時にマンションを購入したそうな。頭金300万円。両親は保証人になってくれなかったらしい。築15年の物件。荒川区に今も住む。(もしかして細かい箇所で誤りはあるかもしれない。)毎日が充実しているようで、ひとごとながら「よかったねえ…

春眠後期

ふう。なんだか頭が重い。午前中に仮眠をとり、それからまた電車の中でも眠るという始末。ほんとうは寝たくなかったのに、ついうっかりと目を閉じてしまった罰か。やれやれ。今夜はちゃんと寝られるのかな。(寝られる、という根拠のない自信はある。)

夢マンガ

いしいひさいちのマンガのかたちを取って今日の夢は現れる。1、2コマでふたりの男が現代日本の批判をしている。3コマ目で、ひとりの男が「何言ってやんでぇ」とぼそっと呟く。「お前たちふたりも日本に住んでんじゃねえか」とその男が語る背後で、彼の声…

勘繰り

昨日のバレー中継、韓国では生放送で、日本では録画だったそうな。あらら。とすると、NHKの「ニュース速報」って全然勇み足じゃなかったんだ。ちょっとがっかり。(なんで?)

Ping-Jing

「ビッグ・フィッシュ」にシャムが出ていた。シャムの双生児*1。私がはじめてシャムの双生児の存在を知ったのは「ブラックジャック」の、えーと、題名は・・・忘れた。ティーとダムといった双子の博士が出ていたことは覚えているのだが。最後に、脳みそのみ…

予定映画

今週末はヤバい。観たい映画がめじろ押し。中でも(昨日毎日ではじめて知った)「リアリズムの宿」。山下敦弘監督。これ絶対観なきゃ。とかいって、あまり期待はせぬよう。

ドメスティック

田中真紀子が母親だったら嫌だなあという想像力は働くのに、小沢一郎が父親だったら嫌だなあという想像力は働かないというこの不思議。なんでだろう。というか、小沢一郎ってそういう地点から思いきり遠く隔たったところにいますね。

ニュース速報

午後7時25分頃、NHKニュースを見ていたら速報が入る。「日本女子バレー2大会ぶりに五輪出場決定」。しかし、キャスターからは最後まで何のコメントもなかった。裏でまだ試合をやってる最中なのに。と思うのは私がバレーに関してズブの素人だからか。

5月蛙

北の丸公園で蛙を見る。全長およそ10センチ。でかいなー。と感心してみてたらすごい勢いで何処へと去ってしまった。ちゃんと理想の異性に出会えるのだろうか。と軽く心配。

急流

「今週は過ぎるのが早いね」とにこやかに言ったら、「えっ、そう?」と疲れ目の顔で返されるGW明けの週末。うん、でも、ほんとにけっこう過ぎるの早かったよ・・・。

「美しい星」

吉本ばななは「アムリタ」を書くのに、三島由紀夫の「美しい星」を頭に置いてたとか。岡崎京子のインタビューでそう答えてる。で、今日、その「美しい星」を読みました。自分たちは宇宙人だと主張する家族の物語です。前半は、おもしろかったんだけどなー。…

夜の書店

「モーニング」で安野モヨコの「働きマン」を読んだら、なんだか無性に元気が湧いてきて、ふだんなら絶対に行かない大型書店まで足を伸ばす。つーか、休日には毎週のように行ってるんすけど(昼に)。こうして、平日の夜に行くことは禁止していたのです。数…

奥泉光「散漫さについて」

エッセイです。ここに出てくる「ポリフォニー論」、つまり「小説とは多声的」って話を読んで、前に柴田元幸が「日本の作家はあまり小説内の”声”に自覚的ではない」と言っていた記事を思い出す。つまり、柴田氏がよく訳すアメリカの小説家たちは、小説内で使…

舞城王太郎「矢を止める五羽の梔鳥」

これには、まったくもってお手上げ。おもしろがりかたが、わからなかった。題名、そして出だしの文にはかなりの「惚れ要素」が詰まってるのに。昨年「阿修羅ガール」に手を出し、へぇーと感心し、続けて「熊」「密室」、それから雑誌に掲載されてた「トトロ…

佐藤友哉「死体と、」

今回はじめて佐藤氏の作品に触れた。そういう人も多かろうと思う。1980生まれ。上の日経の記事によれば「Y世代」、だそうです。ふむ。で、感想はというと・・・うーん、あと5歳若かったらなあ、絶賛してたかもしれない。作品として、うまいもんね。その上で…

綿谷的

id:akichuさんコメントどうも。件の記事(日経夕刊5月7日)読み返してみたところ、やはり早稲田とお茶の水ごっちゃにしてました。すみません。にしても、佐藤亜紀が「創作指導」の教授ってすごいなあって印象がある。読んだことないんだけど、佐藤亜紀の作…

品定め

と言いつつ、島田雅彦の大放談には、ちょっと(嘘かなり)笑った。古井由吉と高橋源一郎とによる座談会。綿矢りさの活躍をふまえて曰く。 社会に対して、どういうコミットができるのか、あるいはできないのか、それを男性作家は罵詈雑言や饒舌や浮かんでは消…

性差

小林恭二の「さまよう獣」を読んで、川上弘美の「ニシノユキヒコの恋と冒険」を思い出す。どちらも、一見地味、だけれどもかなりのモテ男を題材に扱っているという共通点を持つ。まあ私はニシノユキヒコとつきあう女性たちの方が好みだなあ。みんな死んじゃ…

ミスリード

そんな中、多和田葉子「土木計画」を2回読んだ。1回読んだだけではどうにも理解できない内容となっていたから。要するに、多和田葉子による堂々たるミスリードが含まれているのだけれど、えーと、これっていわゆる「ネタばれ」になっちゃうのかな。特にバ…

食指

ちびちびと「新潮」を読み齧る日々。さすがに100周年記念号とだけあって、内容が充実してる、ような気がする。ふだんの「新潮」にはさほどの食指は動いてなかった筈なのにねえ。

火事と寄り道

セワシがはじめてのび太の前に姿を見せた時、確かこんなことを言っていたと思う。「だいじょうぶだよ、ドラえもんがいてもいなくても、ぼくが生まれるという事実に変わりはないんだ。考えてごらん。東京から大阪まで、新幹線で行っても、車で行っても、バス…

母の日

花屋にて。140円を手にした女の子が「これで買える母の日用のプレゼントありますか」と訊いていた。どれどれ、と店員の女性が親切に対応していたけれど、こういうのをないがしろにしちゃいけないよね。(でも結局何を買ったのだろう?)

びっくりした

上記「vulnerability」がはてなキーワードに登録されてて、まさに「へぇ〜」であります。80年代に山口昌男が「攻撃誘発性」の訳で日本に紹介、か・・・。今年の1月、生の山口昌男氏を目にする機会があったのだけれど、うーん、言葉に迷うなあ、つまり「かな…